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小説・勉強会(70)夏休みの宿題 その後② 『悪魔と魂』

2015年12月31日(祝)晴れ

今年もあと40分ばかりですが、これだけは年内に書きたいので頑張ります!

***

大晦日の晩。
七瀬と地元のカフェで。

「山木さん、こんばんは!」
「よっ。今年も一年ありがとう。七瀬のお蔭で素晴らしい一年になったよ」
「こちらこそ、勉強になりました!」
「今日はさ、夏休みの宿題を自分なりにまとめようと思ってさ。年内にさ。そんで話し相手になってほしいんだよ」
「光栄です」
「ありがとう」
「時間がないから本題に入るとさ、この2冊の本を同時期に読んだお蔭で、自らの考えがまとまったんだよ」
「そうですか」
「繋がった!って、飛び上がりたいような気分でさ」

「へー。具体的にはどんな風に?」
「内海さんの本には、この世界には支配者が存在していて、その支配者は悪魔主義者(サタニスト)であることが書かれているよね。つまり、敵がわかったわけだ」
「わかったっていってもね。悪魔でしょ」
「それがいいんだよ。有難い」
「そーなんですか」
「そうなんだよ。悪魔ってなんだか知ってるかい?」
「うーん、堕天使」
「そう、もともとは天使さ。堕ちた天使が悪魔になったんだよ」
「だとするとなんなんですか」
「想定内」
「えっ?」

「悪魔はこの世界の重要な一部さ。もともとね。大審問官もそうだろう?」
「えっ、そうでしたっけ?」
「そうさ。あれは悪魔さ」
「うーんと、時間がないのはわかりますけど、話が飛び過ぎて、ついていきません!」
「今年もあと20分なんだぜ。しっかり頼むよ!」
「ええ(笑)」
「じゃあ、わかりやすくもう一度言うと、悪魔がいない世界はない」
「はー」
「うーん。だめだな。じゃあ、これならどうだ。僕らが目指すべき世界は悪魔がいない世界なのか」
「あ、少し見えてきました」

「だろう!つまり、この世界の土台となすべき物語は、『悪魔vs人間』ではなくってさ、もちろん『悪魔vs神』でもなくってさ」
「あーそうだったんだ。だから、悪魔もこの世界の重要な一員なんだ。人間が成長するために必要なんだ!」
「つまり、この世界の基本の物語は、悪魔のいる世界でいかにいきるかってことだよ。悪魔は自分たちの心の中にいて、人間いつでもだれでも悪魔にそそのかされて、魔の世界に堕ちる可能性がある。そういう中で、いかに生きるかってことなんだよ。だから、虚無主義者の内海さんが書いた本がさ、実は希望に満ちた世界を指し示していると思う。そして、その世界でいきぬくためには、魂のいうことをきくべきなのさ。メタ・メッセージが重要なんだ。内田先生がおっしゃるようにさ!」
「へー!間に合いましたね!あと10分ありますよ!!」
「ありがとう!! じゃあね。また。良いお年を!」
「山木さんもね!」

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